サッカースパイクで人気のアシックス

サッカーは全世界でとても多くのファンを熱狂させる大人気のスポーツです。わが国では昔は野球に押されてその存在感はそれほど大きくなかったのですが、Jリーグの創設や何人ものスター選手の登場などをきっかけとしてその人気は高まって行き、現在では日本代表戦がテレビで放映されると非常に高い視聴率をたたき出すほどの人気を得るようになっています。そんなサッカーは観戦するだけでも楽しいのはもちろんなのですが、さらに進んで自分たちでチームを作ったりしてプレーすると、より大きな楽しさを味わうことができるものです。自分でサッカーをプレーする際に何が重要かと言えば、やはりサッカースパイクなどのシューズということになるでしょう。サッカースパイクは試合や練習の際に足が滑らないため、自分の思った通りのプレーをしやすいのですが、その反面価格が比較的高いというのも確かです。しかしどうせサッカーをプレーして楽しみたいのであれば、価格にはある程度目をつぶって品質の良いサッカースパイクを購入する方が、その楽しみがより大きくなると言えるのでおすすめです。
このようにサッカースパイクはサッカーをプレーするためにはとても大きな存在となるので、数多くのブランドから色々な商品が販売されています。そのブランドには海外で誕生したところも多いのですが、アシックスは日本で誕生して、さらに現在では日本だけではなく海外でも高い人気を得ているブランドとして有名です。このアシックスの歴史は鬼塚喜八郎という人物が、1949年に神戸で鬼塚商会を創業し、バスケットシューズの製造販売を開始したことから始まりました。鬼塚商会はその年のうちに鬼塚株式会社という形に変わり、全国のスポーツ選手や指導者から意見を聞いてシューズ作りに生かすという彼の情熱が実を結び、そう長い期間をかけずにスポーツ界で確固たる地位を築いていきます。創業以来バスケット以外のスポーツ用のシューズの製造販売を始めたり、オニツカ株式会社に社名を変更したり、海外へと販路を拡大したりと進化を続けたこの会社は、1977年には他のスポーツ用品メーカー二社と合併して、アシックスという社名となって現在へと至ります。サッカースパイクを始めとするアシックスのシューズの他のブランドとの大きな違いは、日本で生まれたので幅が広くて甲が高いという、日本人の足の形に合ったものになっているため、とても使いやすいという点を挙げることができます。

日本のサッカースパイク市場ではミズノが人気?

サッカースパイクに限らず、自分の足にフィットする靴を選ぶと言うのは結構難しいものです。人の足は、それぞれサイズが違うように、足のクセにもいろいろあります。注文品ではなく、既製品の場合は、メーカーが自社の持つデータをもとに多分こんな感じと言う感覚で作り上げていますので、大概の人には合いますが、中々合わないと言うケースもあります。特にサッカーは選手が多彩な技を繰り出すので、靴もその動きの一つ一つに対応しなければなりません。

例えば、ドリブルをしているとき、パスをするとき、シュートするとき、コーナーキックをするとき、つま先や、足の裏の動きは微妙に違います。この動きの差が、繰り出すボールの精度を左右します。ミズノがブランド品として注目されるのは、選手の動きを基にしてさまざまなデータを集積していることで、この豊富なデータをもとに同じサイズでもさまざまな動きに対応できるサッカースパイクを作り上げていることです。

サッカースパイクを手がけるメーカーは、世界中に散らばっていますが、ミズノ製品は、世界と言う舞台でも安定した人気を集めています。プロの世界で活躍する選手が、ゴールを決めたときに履いていた靴のメーカーはどこかと言ったデーターは公表されていないのでわかりませんが、こんなデータがあったら試合の見方が変わってくるかも知れません。ただ、大きな市場を持つメーカーほどその確率が高くなるというのは容易に想像できます。日本人選手は大雑把な外国人選手と違い、非常に繊細な感覚を持っているので、プロ選手の中には、ミズノのようなブランド品にこだわらず、個人でこつこつ靴を作っている職人にお願いして、自分だけのサッカースパイクを作っている選手もいます。サッカーではありませんがプロ野球ではアメリカで活躍中のイチロー選手が、毎年、スパイク、グローブ、バットを総て日本の専門職人にお願いしていると言う話は有名です。当然サッカー選手にも、そうしたこだわりを持つ選手がいるものと推察されますが、ミズノのサッカースパイクはそうした分野の域に到達することを目指しています。これからのサッカー中継では「ゴールしたのは〇〇選手、履いていた靴は〇〇〇」とメーカー名を公表したら、世界中のサッカースパイクメーカーが発奮し、サッカースパイクの製作レベル向上に貢献するでしょう。「ゴール世界ベストテン靴メーカー部門」なんていうのがあったら楽しいでしょうね。サッカースパイクの販売戦略は一気に変わると思います。

アディダスのサッカースパイク他社との違い

アディダスは古くからサッカー用スパイクを研究開発し、商品化している名門ブランドです。
アディダスは長年の研究とヒアリング調査により、選手のプレイスタイルをスピード、ボールコントロール、トータルバランス、ハードワークという四種類に分類しています。アディダススパイク
アディダスのサッカースパイクは、この四種類のプレイスタイルに合わせたサッカースパイクを製品化しているのが他のブランドとの大きな違いです。
例えば、スピードタイプの選手に向いているサッカースパイクは、とにかく重量を軽くすることに重点を置いています。さらに、走っているときに足がぶれることのないような構造を持っており、選手が全速力で走ることを邪魔しないだけでなく、よりスピードを引き出すような工夫が施されているのです。しかし、サッカーは走るのが速いだけでは活躍できません。アディダスのスピードモデルは、スピードに乗った状態でもボールを正確に扱えるようにボールタッチをサポートするアッパー部分を兼ね備えているのです。
ボールコントロールタイプのサッカースパイクは、細かいボールタッチを行うプレイヤーに最適なモデルです。ボールが触れるゾーンを五つに分け、正確なボールコントロールを可能にしています。つま先周辺のファーストタッチゾーンには十字ラバーを備え、くぼみをつけることで確実なトラップを可能にします。ボールを受けたら、アウトサイドに備えられている十字ラバーによってボールが足に吸い付いているかのようなドリブルが出来ます。クロスボールをあげるときや、フリーキックやコーナーキックといったセットプレイでは、インフロント部分がボールの引っかかりを増し、カーブボールを蹴りやすい構造になっています。また、このインフロント部分はロングシュートや強いシュートを打つときにも役立ちます。試合中に最も繰り出すことの多いショートパスは、インサイド部分でボールを蹴り出します。インサイド部分には、スポンジ素材とラバー素材を採用しているため、柔らかいパスを出すことが出来るのです。
他にも、トータルバランスタイプはボールを止める、ボールを蹴るという基本動作が確実に行えるように左右対称の構造になっていたり、ハードワークタイプは接触プレーがあっても足を保護することを重視して作られています。
このように、アディダスのサッカースパイクはいかにして選手が自身のプレイスタイルを維持したままその力を最大限に引き出せるかを考えて作られているのです。